原料について

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Our Story - Ingredients

原料について

オーガニック認証だけにこだわらず、誠実に農作物を生産する人たちを応援し、作る人・使う人、皆が笑顔になれるような原料を使っていきます。認証制度は欧米で発展し、発展途上国では認証をとるのにコストがかかりすぎたり、野生・無農薬が当たり前であることも多く、制度が行き渡っていません。昔からの製法、野生の植物を採取したもの、フェアトレードの生産物など独自の視点で原料を選んでいます。

各原料の詳細がご覧いただけます。

原料のリスト

木村酒造の日本酒

木村酒造の日本酒
From
日本 - 秋田県湯沢市
Grade
原料は、米、米麹、水。速醸による合成化学物質など無添加。

溶媒も肌にやさしいものを

肌が敏感な時には、エタノールさえもピリピリ痛いことがあります。植物の有効成分を抽出する溶媒も肌にやさしいものを、と探したところ、昔ながらの酒造りをする酒蔵でみつけました。

豊臣家の家臣

秋田県湯沢市、木村酒造。1615年大阪夏の陣で敗れた豊臣家の家臣、木村重成の子孫が逃れ、この地で酒蔵を始めました。以来、現在に至るまで、杜氏や蔵人による昔ながらの酒造りを営んでいます。その酒蔵で醸された日本酒、大吟醸『福小町』を、クインタプルウォーター Rubyクインタプルウォーター Topazに使わせていただけることになりました。

小町

『福小町』の小町は小野小町のこと。秋田県湯沢市は、美人と誉れ高い小野小町の故郷です。小野小町は、詩歌の才にもあふれる女性でした。美しく才気あふれる女性が生まれるこの地の秘密は、水にあります。

清らかな湧水

『福小町』に使われている仕込み水は、雄物川水系の伏流水。軟水です。

秋田県湯沢市は、国内でも有数の雪深い土地。豪雪は、奥羽山脈を覆った後、地下に浸み込みながら濾過され、清らかな水となり、地表に湧き出ます。雪が湧き水になるには、七年の歳月がかかるとか。地球の壮大な濾過システムによる清らかな水は、現在でも湯沢市のあちこちから湧き出て、地元の人々から愛されています。この湧水は「力水」とも呼ばれ、日本の名水百選に選ばれるほど。湧水で淹れるお茶は甘く、年中一定の温度で湧き出るため、夏には子どもたちが涼を求めて小さな手をひたし、咽喉の乾きを癒します。湧水はもちろん酒造りにも使われ、人々たちの心と身体を和ませてきました。湧き水の清らかさ、純粋な甘さには、明治維新以降の近代化による開発の波で自然を壊すことなく、美しい環境を守り続けた土地の人の心映えが見られます。

地上の宝

おいしい日本酒、雪のように白くきめの細かい肌、あたたかな人情。清らかな湧水が生みだした地上の宝が、秋田県湯沢市にあります。

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メーホーソンのゴマ油

メーホーソンのゴマ油 メーホーソンのゴマ油
From
タイ - メーホーソーン
Grade
無農薬、未精製

豊かな水が流れる村

メーホーソーン県のソップソイ村では、チェンマイ大学の取り組みで、自然と調和した農業の促進が行われています。ソップソイとはタイ語で「川が合流する」という意味です。澄んだ小川の豊富な水量に恵まれた村には、山岳民族が多く住み、昔から農業を営んできました。自身も山岳民族で、村で生まれ育ったマヨンさんは、山地の傾斜を利用して、ゴマ、スイカやかぼちゃなどを無農薬で栽培しています。

育てているゴマは4種類あり、ゴマの種蒔きは、4、5月の暑い夏、7月には、白ゴマは白い花、黒ゴマはピンク色の花が咲きます。

9、10月にはゴマの実を収穫します。刈り取ったゴマの穂は、洗ってから、穂の方を上に向け、お互いに畳み掛けるようにして立てて、3〜4日干します。それからゴマの実を脱穀し、天日に干します。

広大な自然に囲まれたメーホーソーン県では、二種類の伝統的なゴマ搾りが行われてきました。

水車を使ったゴマ搾り

小川の豊富な水流を利用し、水車でゴマ油を抽出しています。水車は、マイプラドゥという木を使って、釘など使わず組木で作られています。マイプラドゥの和名は紫檀(シタン)。高級家具材に使われる、極めて耐久性に優れた木で、長い年月かけても磨耗することが少なく、部分的に壊れても、補修して長く使い続けることができます。潤滑油も水牛の油を使っています。これらは、何百年も前から行われています。

20ℓのゴマを水車の臼で4時間引き続け、上澄みとして分離されるのがゴマ油、下層にはゴマの絞りかすができます。絞りかすはそのまま畑の肥やしになります。こうして出来上がるゴマ油は4ℓです。

まぼろしの水牛によるゴマ搾り

水牛によるゴマ油抽出の伝統がメーホーソーン県。力持ちの働き者の牛だけが選ばれ、午前中のまだ涼しい時に、1時間交代で臼を引きます。3時間引き続けて、14kgのゴマから4kgのゴマ油が取れます。これは大昔から続いてきたゴマ油搾油の方法ですが、100年前にいったん廃れ、貴重な文化遺産を後世に残すためにと、県の取り組みで15年前に復活しました。木の臼と杵で引いたゴマ油は、とても香ばしく、美味しく、牛の糞はそのまま畑に使えるので、環境にも人の健康にも良い、素晴らしいものです。後継者不在のため、2015年に絞ったのを最後に現在は作業されていません。

木の道具の良さ

こうして、昔ながらの方法でゆっくりと抽出されるごま油は、臼の木の成分により、とても味が良く、身体にも良いといわれています。鉄の機械も電気も使わず、無駄なものが出ない循環型の農業が実際に行われており、ここのゴマ油を石けん(カパヴァータ)に使用させてもらえることは、本当にうれしいことです。

効果

皮膚にすりこむことで、ケア物質を浸透させ、微調成分が重金属や有機溶媒などの有毒物質と結びつき、溶かして排出します。オレイン酸とリノール酸のバランスが取れているので、代謝過程をサポート。セサモールやセサモリンが豊富で、安定性が高く、細胞の若年性老化を防ぎます。皮膚組織の再生剤です。

この原料を使った製品(ゴマオイル)

この原料を使った製品(ゴマパウダー)

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スパーさんのはちみつ

スパーさんのはちみつ
From
タイ - チェンマイ
Grade
無農薬、未精製

ミツバチの大切さに気づいて

スパー養蜂場のオーナーのソムプーン ヤーウィラートさんと奥さんのスパーさんは、チェンマイ教育大学を卒業し、学校の教師として子どもたちと過ごす日々を送りました。

退職後、これからの子どもたちが過ごしていく環境について考えはじめました。ミツバチがいないと果物は実らず、生態系のバランスが崩れてしまいます。またミツバチを含め、様々な昆虫が減ってきているのは、農薬の使用が原因ではないかと危惧し、今できる最善の方法は何かと模索するうちに、ミツバチの研究を始めました。

退職後に、経験から学ぶ

当時、チェンマイ県メーリム市に台湾人の養蜂家が住んでおり、養蜂業を教わるために、度々立ち寄りました。この台湾人の養蜂家を“アーペ”(おじさん:本名 cheanjin )と呼び、毎週末、アーペのスタッフの人たちと作業をしました。アーペによる養蜂の指導法は、説明は一切なく、目で見て覚えるという方法でした。わからない時はアーペが口で説明をしてくれました。そうして1985年にはタイのチェンマイ県で養蜂を始め、現在に至ります。

北タイの豊富な花の種類

タイのチェンマイ県は年中を通して、温暖で、特に雨季が終わった後には、たくさんの種類の花が咲きます。蜜源の花は主に、セサミの花、ロンガンの花、北部のナーン県の山の野生の花(サプスアという花が多い、Siam weed、Bitter bush、ヒマワリヒヨドリ)、ライチの花、ひまわりがあります。

蜂たちにとって最適な環境を

スパー養蜂場は移動式養蜂をしますが、場所を決めるのに、まずは蜂の箱を置き、しばらく様子を見て、その場所が蜂が子育てをするのに適した土地であるかを確かめます。天敵が多いか、農薬が使われていないか、など。これで蜂が弱ってしまわず、問題なく採蜜活動を始めたら、蜂がおとなしい夜に巣箱を移動しはじめます。

はちみつは、蜂の子を育てるのに必要な分は残し、育児をしていない蜜枠からいただきます。植物や蜜源が豊富なチェンマイ県では良質のはちみつを蜂たちが日々集めてきてくれます。

このようにして採取したはちみつは、農薬の影響がなく、北タイのみずみずしい花々の香りとエネルギーがたっぷりと含まれています。

効果

はちみつは、活性化ビタミンのサプリメントと言われているほど、栄養成分が豊富。美肌作りに欠かせないビタミンBも豊富です。ミネラルやその他のビタミンによる抗酸化効果、また優れた浸透力、保水力があるので乾燥予防にも適しています。はちみつは分子が小さいので、古い角質をやさしく洗い流し、くすみをとり、肌を明るくします。

この原料を使った製品

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ユニオンカロジェのシアバター

ユニオンカロジェのシアバター ユニオンカロジェのシアバター
From
マリ
Grade
無農薬、フェアトレード、未精製

ユニオンカロジェ

マリ共和国の農村の女性たちの自立のために、生活が保証された環境で技術教育が施されるプロジェクト。完熟して木から落ちた実だけを原料に、根気のいる手作業を繰り返して、上質な香りと絹のような光沢の高品質なシアバターが作られています。

貴重なシアバター

昔からアフリカでは、食用や燃料、医薬品として使われてきたシアの木。その果実はアンズのように甘く美味しく、果実からとれるシアバターは生まれたての赤ちゃんに塗ってあげる習慣があります。紫外線・乾燥から肌を保護し、抵抗力を高める治療用クリームとして珍重されてきました。

界面活性剤を使わない天然の保湿クリーム

シアの実の仁をすりつぶし、ペースト状にして練りながら煮て上澄みをすくい取る作業を何度も繰り返します。こうしてできたシアバターは水と結合しやすい性質を持つ天然の保湿クリームです。トリテルペンアルコールなどの微量成分が6~8%も含まれ、肌の表面に保護膜を作り、常在菌のバランスを整えます。

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ゴールデンホホバ種子油

ゴールデンホホバ種子油
From
アメリカ - ソノラ砂漠
Grade
オーガニック、未精製

“ゴールデンイエロー”グレードのホホバ種子油

ホホバ種子油はオイルではなく、液状のワックスです。この原料はアリゾナ州、米国とメキシコの国境に広がるソノラ砂漠は日本の本州がすっぽり入るほど広大な砂漠で栽培されています。栽培地で、ネイティブアメリカンが何世紀も前にやっていたように野生の種子を手で採取し、植物の生命力をそのまま圧縮抽出しています。

もともとホホバ種子油は化粧品の原料として貴重だった鯨蝋(マッコウクジラの脳油)の代替品としての利用で生産が広がりました。暑い季節には真昼の気温は40℃にも達する過酷な環境で育つホホバは紫外線や乾燥から守るのに非常に優れたワックスになります。

“ゴールデンイエロー”グレードのホホバ種子油は、芳香物質やフラボノイドなどの有用な成分をたくさん含んでいるのが特徴的です。

このオイルは“Quality Assurance International”のオーガニック認証を受けています。

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ぶどう種子油

ぶどう種子油
From
チリ
Grade
低温圧搾法、未精製

貴重な低温圧搾法によるぶどう油

この原料は手付かずの自然の残る南米チリ産のブドウの種を昔ながらの低温圧搾法でつくられたもの貴重なものです。ちなみに市場で出回るぶどう油は食用も含めほとんどが溶剤抽出で生産されています。
寒暖の差が激しく、雨が少ないアンデス山脈のブドウは、厳しい環境を生き延びるためにたくさんの栄養分をたくわえた生命力の強いオイルです。ぶどうの種類はカベルネソービニオン、メルロー、シャルドネ、ソービニオンブラウン。美しいエメラルドグリーンはクロロフィルという抗酸化物質によるものです。

ヘアオイルとして伝統的な「つばき油」を超える軽さ

マカダミアナッツ油、ホホバ種子油、つばき油、ぶどう種子油の4種類のオイルでカールヘアへのスタイリングを施した結果、ぶどう種子油が一番軽くて、つやつやの質感をもたらしました。そのため、MOONSOAPではデリケートなぶどう種子油をヘアオイルとして使っています。

効果

軽い質感を持ち、肌にシルクのようなツヤをもたらします。

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マカデミアナッツ油

マカデミアナッツ油
From
オーストラリア、ケニア
Grade
無農薬、未精製

アボリジニーの黄金の宝物

高い栄養価のため長い間、アボリジニの主食であったマカダミアナッツを冷温圧搾して得られたオイルには、非常にすぐれたスキンケア作用があります。香りに敏感な方はクインタプルエッセンス、クインタプルエアリーオイルなどのナッツの香りが強い時があることに気がつくでしょう。甘く芳ばしい芳香はその収穫の天気や土の状態によって変化します。

効果

人間の皮脂に含まれ、年齢を重ねると減少する皮膚の再生などに効果のあるパルミトレイン酸を20%以上という高濃度で含む稀有なオイルです。紫外線防止効果を持ち、高い抗酸化力があります。肌からも口からもたっぷりとりいれたいオイルです。

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エキストラヴァージンココナッツ油

エキストラヴァージンココナッツ油 エキストラヴァージンココナッツ油
From
タイ
Grade
野生、未精製

南国の人々の衣食住に欠かせない植物

南国の太陽をいっぱいに受けてすくすくと育つココナッツは、素晴らしい植物です。ゆっさゆっさと風に揺られるぎざぎざの大きな葉のすれる音はとても心地よく、ココナッツの林にはたくさんの小鳥やリスが住みついています。ポトリと浜辺に落ちた実は、海で漂い、子どもたちの浮き輪になり、いずれ波に運ばれて近くの島の砂地に根を張り、ぐんぐん成長します。その幹は家となり、コプラ(ココナッツの外殻)は屋根やタワシ、ホウキ、マットになり、シェル(ココナッツの殻)はスプーンや食器になって暮らしを守ります。そして果実からとれるミルクやオイルはいろどりどりの料理になったり、肌や髪に栄養を与えケアします。ココナッツはいつも明るい笑顔で地球の素晴らしさを教えてくれているようです。

ココナッツオイルのできるまで

ココナッツの島と呼ばれるサムイ島のココナッツ工場。この家族は山の中のココナッツ林でサルを何匹か飼っています。低い木からは竹の長い棒を使って、高い木からはトレーニングされたサルたちがココナッツの実を収穫します。まだ実の中に水のあるヤングココナッツは美味しいフレッシュココナッツジュースとして飲まれます。暑い時にこれを飲むととっても元気が出ます。
しっかり熟成して水のなくなったオールドココナッツを両手に掴み、地中から突き出した斧のような器具に実をひとつひとつ突き刺してコプラ(ココナッツの外殻)をはいでいきます。これはとてもとても器用さと力のいる作業で、比較的涼しい朝と夕暮れ時に行います。
ここで作られたココナッツシェルは市場のココナッツ屋さんに運ばれ、栄養分や油分をたっぷり含んだココナッツフレークになります。このココナッツフレークからココナッツミルクやオイルが作られます。

効果

母乳に含まれる成分のラウリン酸が豊富に含まれ、強い抗菌性があり、また抗酸化力が非常に強く肌を酸化や紫外線から守ります。赤ちゃんや敏感肌、またはツヤ髪のケアに最適です。

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レッドパーム油

レッドパーム油
From
タイ
Grade
無農薬、未精製

天然カロチンの太陽に負けない強い力

レッドパーム油とパーム油は同じパームヤシから作られています。レッドパーム油が未精製未脱色でパーム油が精製脱色したものです。なのでレッドパーム油は正式にはCrude Palm Oilになります。今はパーム油のほうが需要が多いので、タイではなかなかレッドパーム油が手に入りません。チョンブリーの村で精製される前のCrude Palm Oilを特別に分けてもらっています。

効果

ビタミンE、カロチンが含まれているため、肌の傷修復作用があります。

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米ぬか

米ぬか
From
タイ

石けん工房近くの村の昔ながらの精米所で精米しています。精米所の周りには鳥がピヨピヨ言いながら集まって米ぬかをつまんでいます。ほとんどの米ぬかは鶏の餌用として出荷されます。石けんに使われる米ぬかは、目の細かいザルを使い、手作業で不純物を取り除いたものになります。

効果

セラミド、γ-オリザノール、各種ビタミンが含まれ、美肌を作ります。セラミドは皮膚の水分をキープして、肌が乾燥するのを防ぎます。γ-オリザノールは抗酸化作用がとても強く、天然の日焼け止めとも言われています。ビタミンB2は皮膚の新陳代謝を活発にして元気な肌を作ります。

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ラベンダー精油

ラベンダー精油
From
ブルガリア
Grade
水蒸気蒸留

太陽とともに香りが増すラベンダー

ラベンダーの花の収穫は、6月から7月にかけて。その時期は畑いっぱいに「ラベンダー色」が広がり、とても美しい情景です。薔薇の収穫が早朝に始まるのに対して、ラベンダーは陽も高くなる朝10時頃から収穫をはじめます。雨や風の日は品質に大きく影響してしまうので、収穫には天気の良い日を選びます。1時間半近く蒸留した後、精油と蒸留水を静置し、時間をかけてラベンダー精油を分離抽出します。

効果

アロマテラピーのきっかけとなったラベンダー精油。消毒や創傷作用など幅広い効能があります。新しい細胞の成長を促し、皮脂分泌のバランスをとり、火傷や日焼け後のケアにも優れた効果を発揮します。また脱毛症を予防するヘアトニックとしても使われます。
心に働きかける作用としては、中枢神経のバランスをとる作用があるので躁うつ的な状態のときなどに使われます。精神を浄化し、人生に対する穏やかなアプローチを思い出させてくれます。

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ローズオットー精油

ローズオットー精油
From
ブルガリア
Grade
水蒸気蒸留

薔薇の香りが濃縮された贅沢な精油

ブルガリアの「薔薇の谷」は優しい陽光が降り注ぐ香り高い薔薇の栽培にぴったりの場所です。つぼみが開きはじめる5月下旬頃、収穫が始まります。まだ新鮮な朝露が花びらでキラキラと輝いている早朝に総出で花を摘み始め、すぐに蒸留所へ運び、揮発成分を逃さないようすべての工程に気を配りながら、丁寧かつ迅速に蒸留し、精油を作ります。

花に含まれる香気成分量はその年の気候によって大きく左右されます。夜間でも18~20度程度の湿気のある生暖かい気候のときが最高の条件で芳香成分の収量が最大になります。

約3,000~4,500kgの薔薇の花から、生成できるのはたったの1kg。1滴の薔薇の精油には想像を絶する量の摘みたてのフレッシュな花の香りが濃縮されているのです。

効果

弾力、潤いを取り戻し、乾燥肌、敏感肌を強壮するので特に成熟した肌の若返りに適しています。

またその美しい香りは情緒に対して、特に不安や悲嘆などを感じるとき、自分の中に眠っている愛情を呼び覚まし、安心感を与えます。

古代ローマ人は二日酔いにバラを用いました。薔薇に体内の毒素を浄化し、排出する働きがあったためだと考えられます。

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後藤さんの特別なはちみつ

イラストレーターさんと共作の紙芝居を持った後藤さん。ミツバチのことを伝えていきたいとの気持ちを込めて。

西洋ミツバチも養蜂しています。チョウチョやトンボ、くも、ヒキガエルなど様々な来訪者がいます。

花粉やはちみつ、ミツロウは他の命をいただかずに人間がわけていただく自然の恵みなのです。

ミツロウは働き蜂が作るロウ成分。ミツロウで強固なハニカム型の巣を作り、大切なはちみつや子どもたちを乾燥や紫外線、寒さから守ります。

日本の植物繁栄に大貢献の日本ミツバチ。

日本ミツバチのミツロウ。色が異なるのは、日本ミツバチが採集してくる花粉の色が季節や年ごとに違うためです。

From
日本 - 神奈川県横浜市

後藤さんが愛情たっぷりに育てたミツバチ

神奈川県横浜市の養蜂家・後藤純子さん。庭には多様な草花が茂っています。月見草、つゆ草などの花粉源とラベンダーや青じそなどの蜜がたっぷりのハーブは大切なミツバチの蜜源です。後藤さんの養蜂は、蜂の気持ちに寄り添い、居心地よさそうな巣箱を用意して野生の日本ミツバチが来てくれるのを待つことから始まります。

もともと日本ミツバチは樹木の空洞部分などに巣を作る野生の蜂です。家畜やペットのように、柵で囲い、綱をつけて飼うことはできません。養蜂家の仕事は、あくまでも蜂たちの意思でそこにとどまるのを見守り、蜜源となる周りの草花や植林環境を整えることです。後藤さんは巣箱のある庭はもちろん、ミツバチの行動範囲内にある近所の公園の植物にも気を配っています。

ミツバチに寄り添う

日本ミツバチは言葉を持ち、人を見分け、人に慣れる生き物だといわれます。後藤さんが養蜂に興味をもったきっかけは、小さい頃、野原で遊んでいるときに魅了されたミツバチの羽音。ミツバチは、機嫌がいいとき、悪いときで、羽音が違って聞こえるそうです。巣箱を確認する際は、ヨモギかミントを口に含みながら挨拶をし、驚かさないようにします。ミツバチに愛情と尊敬の念を持って寄り添うというのが、後藤さんの養蜂です。

後藤さんは自然界のバランスを崩さないように日本ミツバチを育てています。蜜が少なくなった冬場に給餌はしますが、病気予防の抗生物質などを使うことはありません。スズメバチは「おいしそうなミツバチだ」と、後藤さんは「ミツバチ元気かな」と一緒に並んで巣を眺めていることもあります。とはいえスズメバチを退治することもあります。大切なのは全滅させるのではなく、「勢いを削ぐ」こと。あくまでも自然界のバランスの一部として養蜂を行っているのです。

熟成はちみつの奥深い味

昔の人々は、大切な日本ミツバチの巣をいただき、10年ほど熟成させ、特別な時のために保存しました。
それに倣い、後藤さんのはちみつも陶器の瓶のなかで呼吸させながら、年数をかけて、じっくり熟成させます。日本ミツバチのはちみつは、百花蜜という名のとおり、とても複雑で奥深い味がします。甘い花の香りや、セイタカアワダチソウの苦味のある香りなど、様々な花の成分が含まれます。
口に含むと、上質なコニャックやブランデーのような味わいと酩酊感にも似たような感覚がひろがります。同じ年のはちみつでも蜜源によって異なった味となり、まるでヴィンテージワインのようにひとつとして同じものがありません。

そんなミツバチたちが集めてくるはちみつは、お花からの贈り物であり、他の命をいただかずに受けられる自然の恵みそのものです。植物の受粉を手伝い、お礼に蜜をもらうミツバチは平和の象徴であり、自然界のキューピッドともいえます。熟成はちみつは、キューピッドのエッセンスでもあるのです。

また、日本みつばちのミツロウは収量に限りがあるため、時期によって、後藤さんや、後藤さんの養蜂の師である藤原養蜂場とその仲間の養蜂家からわけていただきます。

ボタニカルリップバームは、その熟成したはちみつと、手間をかけ、丁寧に分離抽出したミツロウをふんだんに使用しています。

幻の『日本ミツバチ』

日本ミツバチは、現在ではほとんど商業的に養蜂されておらず、市場では1%にも満たないと言われています。商業的な養蜂ははちみつを生産することが目的なので、管理しやすく、収量の多い西洋ミツバチが主流です。
この島に人が住み始めるよりもはるか昔から、この土地を飛び回ってきた日本ミツバチは、蜜源がなくなったり、住み心地が悪くなるといなくなってしまい、人が管理するのは難しいのです。
野生である上に、収量もわずかと言われることが、そのはちみつが幻といわれる所以です。

野山の働きもの

日本ミツバチの最大の貢献は、野山の草花や雑木林から蜜を集め、受粉を行い、花を咲かせ、果樹を実らせてくれること。この地に長く住みなれ、湿気や気温の変化にも強く、働き続けてくれる日本ミツバチは、柚やびわ、柿、リンゴ、花梨、杏子など日本固有の果樹を実らせ、多様な植生を繁栄させる重要な役割を担ってきました。豊かな自然や農業を守ってくれている大切な生き物です。

養蜂家・後藤さんの記事「聞いて ミツバチの物語」が2015年11月20日の中日新聞(CHUNICHI Web) に掲載されました。

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お米から作られた特別なエタノール

From
日本 - 岩手県奥州市

お米からエタノール

岩手の耕作放棄地などで育てた有機米を発酵させて、丁寧に作られるエタノールはまるで洗練された日本酒の香りがします。まろやかな芳香は、植物の香りの色彩を際立たせ、香水は時を重ねてよりやわらかい香りに変化します。発酵後に残る米もろみ粕は良質な飼料などになり、地域循環に貢献しています。

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