希少な薔薇の恵みを肌や髪に。心と体をひらく「一番搾り」薔薇水
甘くエレガントな香りがする、みずみずしい「一番搾り」のローズウォーターです。ワイルドすぎず、甘さも強すぎず、調和のとれた豊かな香りなので、それに呼応するように、心や体もゆったりと満たされていきます。
ミストタイプなので、シュッとひとふきで、バラの香りがのびやかに広がり、香りのヴェールを纏いながら、肌にたっぷりと水分をチャージできます。
手やコットンなどに出すことなく手軽に使える点や、顔だけでなく、乾燥が気になるボディや髪など、マルチに使える点も魅力。
気分が晴れない日や、心を穏やかにしたい日などにもどうぞ!
- 麗しい香りの保湿化粧水として
- 朝のメイクの仕上げの水分補給にひとふき
- 日中のお肌の水分補給に
- 肌がつかれているときに
- 朝のスタイリングに
- リフレッシュ/ボディスプレーとして
- 髪の乾燥が気になるときに
- 気分転換したいときに
使用方法
原料が混ざり合うように、良く振ってからお使いください。薔薇水の細かなクラスターが、角質内にいきわたり、肌が水分をふくんでふっくらします。朝のスタイリング時に、髪の毛にふきかけるとヘアをしっとりと落ち着かせ、頭皮をキュッと引き締めながら保湿します。
内容量 | 100ml |
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全成分 | ダマスクバラ花水、ベタイン、アロエベラ液汁、ベントナイト、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、クエン酸 |
Made in Japan
毎年6月に花開く薔薇から抽出する薔薇水(薔薇の蒸留水)は土の状態やその年の気候によって、香りが微妙に異なります。
【使い方】
原料が混ざり合うように、よく振ってから顔やボディにお使いください。薔薇水の細かなクラスターが、角質内にいきわたり、水分を含んだふっくら肌に。朝のスタイリング時に、髪の毛にひとふきすると、しっとりまとまります。また、頭皮をキュッと引き締めながら保湿できます。
350年以上続く薔薇の栽培
ブルガリアの首都ソフィアの東部に広がる、「薔薇の谷」は、ダマスクローズの栽培が盛んなエリアです。長さ約120km、幅約15kmの細長い渓谷で、春先に雨が多く、薔薇の成長にはもってこいの場所になっています。薔薇のほかに、ラベンダー、さくらんぼ、きのこ、葡萄などたくさんの農作物が育てられています。
350年前から薔薇が栽培されており、もともとは、消化を助ける胃腸の薬として育てられていました。今でも薬として飲んでいる人もいます。
緯度は北海道とほぼ同じで、冬の気温は、5〜6℃ほど。北側にある標高の高いバルカン山脈が、北からの空気を遮断し、南側にある標高の低いスレドナゴラ山脈からは暖かい空気が流れてくるので、雨雲が発生しやすく、ちょうど薔薇の蕾が付きはじめる3~4月の春先に、毎晩たっぷりの雨が降ります。
また、土壌が粘土質で保水性があること、湿度が低くカラッとした気候であることも、薔薇の育成にとって最高の環境となってます。
泉の水を使った一番搾りの薔薇水
薔薇の香りは、咲き始めの頃が一番みずみずしくて濃いとされています。薔薇の谷では、初夏にバラが開花すると、2、3日の間に、すぐに摘み取って蒸留の工程にまわします。突然温かくなると、薔薇の谷は大騒ぎ。生産者とジプシー総出で摘み取り作業を行います。
蒸留は、銅製のアランビック蒸留器を用いた、伝統的な方法で行います。アランビック蒸留器は、10世紀、当時の薔薇の主要生産地だったアラビアで、ペルシャ人の医師が薬草を蒸留するために考案したもの。薔薇の谷では、薔薇が焦げないよう、半分を土の中に埋めて使用します。
蒸留がはじまると、工房のすみずみまで芳醇な薔薇の香りで満たされます。通常一回で24リットルの薔薇水が製造されますが、一番搾りの4リットルは、もっとも甘く、香りも強いものになります。みずみずしさと可憐さが際立つのは、健やかに育ったダマスクローズならでは。
薔薇水を採取する時は、泉の水5リットルに対して、ダマスクローズの花びらをなんと1kgも使用。水溶性芳香成分の濃度は0.09%~0.1%になります。
ブルガリアでは、ローズウォーターの水溶性芳香成分の濃度は0.025%以上と定められていますが、流通しているものの多くは0.04~0.05%。この事実からも、薔薇の谷のローズウォーターの香りの濃さが群を抜いていることがわかります。
時を経て香りがさらに洗練される
アランビック蒸留器を使って薔薇を蒸留すると、蒸気とともに香気成分が立ち昇ります。この香気成分が冷却されて液体になったものが、薔薇の蒸留水です。薔薇の蒸留水には、薔薇の成分が溶け込んだ、水溶性の香気成分が含まれ、可憐なみずみずしい香りをもたらします。
新鮮な薔薇の蒸留水は青臭い香りがしますが、冷暗所で3年ほど熟成させると、香りがまろやかさを増し、洗練されていきます。時を経て変化する香りが楽しめるのも、薔薇の蒸留水の魅力のひとつです。